家柄について
姓のルーツ
清和源氏足利氏の庶流の斯波氏の一族。
1400年代、尾張国中島郡奥田庄をおさめていた時に、地名の奥田にちなんで斯波氏から奥田氏に改める。
「1519年に、一旦断絶するが斯波秀種(三右衛門)が養子となり奥田家を相続した。
最初、尾張国奥田庄に住んでいたが、のちに美濃国茜部に移住し、土岐氏の家臣となる。
近江国へ度々合戦へ赴き、近江の佐々木一門との合戦で、佐々木氏の「四つ目結び」の旗指物を奪い取り、四つ目のうちの一つをとり、「釘貫き」の家紋とした。」
よそ様から奪ったもんを改造して自分のもんにするて
けっこうなやんちゃぶりですね。笑
奥田秀種(三右衛門)の嫡男が奥田直純(七郎五郎)で斎藤義龍に仕えた。
「義龍が父道三と戦った際、怪力無双を謳われた道家孫次郎と戦いその首を討ち取った。
これにより世人は直純を悪七郎五郎と呼んだという。
身の丈7尺という伝説がある。
義龍の死後は織田信長に仕えた。」
身の丈7尺!?
うちのご先祖さんに怪物がいたようです。笑
うちに残ってる古文書には、「道家孫太(次)郎ヲ組伏セ生首ヲ引抜」と書いてます。
強くてでかかったから噂が大きくなったんちゃうかなと思うんですが・・・
ここまでは、Wikipediaから得た情報がほとんどです。
七郎五郎さんの息子が堀直政で、大名になってるようなので文献が残ってるようです。
引用元・参考資料：
Wikipedia 奥田氏
Wikipedia 奥田秀種
Wikipedia 奥田直純
『奥田家系圖』
うちの山の供養塔と立札
茶丸(ちゃいまる)の散歩ついでにパシャリ。
ここから先は、うちの先祖さんが調べたものなので、何を参考にしたのかは分かりません。
立札に書かれている文章を書きました。
(立札の写真は文章の後にあります)
↓↓↓
由緒
奥田氏は元斯波氏なり
奥田三右衛門の時 尾張奥田に住し依て氏となす
嫡子七郎五郎*道家美濃に移り
(＊たぶん、「七郎五郎道家孫次郎の首を取る」みたいに続いてたのを読み間違えたんやと思います。)
堀太郎左衛門尉秀重に属し忠節あり
秀重其姓を與へ移称せしむ
三弟美作は三男あり
嫡子孫右衛門は佐々木滅亡後豊臣秀吉に仕へ
二弟桐原庄竹村に住し竹村を氏として
伊達陸奥守に仕へ五十貫の地を與へらるる
三弟某は内藤家に仕へ其子孫太夫に至り浅野家に仕へ
三百石の知行を與へらるる
元禄十五年十二月十四日大石良雄等の同志
四十七士故主浅野長矩の為仇を報す
孫太夫及び養子貞右衛門は近松勘六家より来たる
共に其中に加わり翌年二月四日自刃す
時に孫太夫五十六才貞右衛門二十五才
然して此の地は奥田家の帰依深き洞泉寺跡なり
浅野内匠頭家賴四十七士義士
刃察周剣信士 奥田孫太夫重盛
刃湫跳剣信士 仝 貞右衛門行高
滋賀報知新聞さんの取材
滋賀報知新聞 平成１9年１月６日（土）第14612号
◆東近江・東近江市◆
赤穂浪士・奥田孫太夫と
東近江の接点をさぐる
=中島 伸男=
こちらの記事の一部を引用させてもらいました。
↓↓↓
「尾張・奥田村（現・稲沢市）の出身で奥田美作と称する人物が近江に出て佐々木六角氏に仕官、観音寺城下に屋敷をもった。
江戸時代のはじめ、美作の孫、久右衛門が羽田郷に来住した。
この久右衛門の二代あとに、孫太夫の墓碑を建立した奥田元長・元統の名前が記されている。
元長は庄屋、元統は医者であったという。」
美作は佐々木六角氏に仕官していますが、父親の秀種(三右衛門)は近江國で佐々木一門と戦をしています。
上司の都合もあったのかもしれませんが、昔は兄弟で敵対する将軍に仕えて間者をしたり、どちらが勝っても一族が途絶えないようにしていたという話も聞きます。
おじいちゃんから聞いた話
ここから先は、もう亡くなった僕のおじいちゃんから聞いた話です。
庄屋と医者という裕福な家だったのだろうと想像できます。
が、しかし、いつの時代でもどこの家でも馬鹿息子は発生します。笑
江戸末期に博打で借金をし、現在の奥田家がある土地に移住します。
まぁ、武士の誇りまでは捨ててなかったんでしょう。
日本刀は戦時中に取られてしまいましたが、槍や弓は今でも残っています。
明治時代は、桶屋をしていたそうです。
子どもの時、町外で「どこの子や？苗字は？」と聞かれて、
「中羽田の奥田」と言うと、
「桶屋さんの子やな。」とよく言われました。
大正時代以降の奥田家
いわゆる田舎によくある兼業農家と言うやつです。
お母んの子どもの頃は農耕用の牛が居て、今の家の応接間のあたりに牛小屋があったそうです。
うちの家はお父んがマスオさんです。
今、住んでいる家は、僕が生まれる一年前に建ちました。
本日はここまで。
幼少期に続きます。
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