こんなふうに思っている方はいませんか?
運動不足解消や健康のため、又は、身体のパフォーマンスアップが目的なので、形を覚えることにあまり興味がない。
ついでに覚えれたら良いかなというスタンス。
太極拳を優雅にできるようになりたいが、なかなか覚えられないのでストレスを感じる。
実は、この両者の解決法は同じ
その解決法とは?
身体操作のレベルを上げる
ということです。
他にもありますが、これが一番大事です。
始めてすぐの頃は、身体を動かすことに意識が集中するので、形を覚えるほうに気が回りにくいことが原因です。
身体操作が身についてくると先生の動きを観察すること、及び、自分の動きと先生の動きとの違いにも気付きやすくなり、姿勢や動きが身に付きやすくなります。
姿勢や動きがわかるようになると形(かた)の順番も覚えやすくなってきます。
身体操作のレベルを上げるには?
では、どのようにすれば身体操作のレベルが上げられるのでしょうか?
おそらく、昔は形稽古を明けても暮れても繰り返していたのだと思いますが、武術家を目指すのならともかく、現代人には、形稽古を毎日繰り返し行う時間を作るのはなかなか難しいと思います。
そのうえ、昔の人と比べてかなり身体能力が低下しています。
そういった、身体能力の低下や、身体操作を身に着けやすくするために、様々な工夫がされ、時代とともに数々の基礎練習法が作られてきたのだと思います。
スポーツでも基礎を身に着けるために、ランニングやストレッチや筋トレをしますが、それに代わるものが太極拳では鬆身法(しょうしんほう)や立禅(りつぜん)に当たります。
『気功・太極拳/揺禅道 アクティクラブ』では、これらの基礎練習のことを「致柔氣功(ちじゅうきこう)」と呼んでいます。
致柔氣功には多種多様な鬆身法(しょうしんほう)と立禅(りつぜん)があります。
家に帰ると習った形(かた)の順番を忘れないように、形(かた)の練習をしたくなる気持ちはわかりますが、最初のうちは、基礎練習である「致柔氣功(ちじゅうきこう)」に時間を割くほうがベターです。
致柔氣功(ちじゅうきこう)で身体操作のレベルが上がってくると、急に形(かた)の覚えが良くなります。
そして、形(かた)が進むにつれ身体操作のレベルも上がってくるので、更に形(かた)を覚えるスピードが上がってきます。
こうなると楽しくてしょうがないですね(^^♪
家に帰ると基礎練習の方法がわからなくなる・・・
☑基礎練習が覚えられない。
☑どれをやれば良いのかわからない。
☑何のためにやってるのかわからない。
そんな方には「緩鍛(かんたん)健康クラス」がおすすめです。
身体操作を身に着ける妨げとなる瘀血(おけつ)や癒着(ゆちゃく)を天城流湯治法の自己指圧法でほぐし、基礎練習である致柔氣功(ちじゅうきこう)の動作を分解しわかりやすく解説しながら身体を動かしていきます。