背骨を自覚(知る)
背骨はどのように動くのか?
自分の背骨はどこが動きにくいのか?
天城流鬆身法(あまぎりゅうしょうしんほう)「基礎編 ①」では「柔身開屈(じゅうしんかいくつ)」という氣功体操と自己指圧法(セルフケア)や棒を使うエクササイズで身体を緩めながら動きを改善して、背骨の意識を高めていくことを学びます。
背骨の動き
猫は上下(人間だと前後)に波打つような動きで獲物に飛びかかり、魚は左右に波打つような動きで泳ぎ、フクロウの首は270度も捻れるという特徴があります。
背骨がある動物で体幹の動きが最も優れているのは蛇ではないかと思います。
太極拳は蛇の動きからヒントを得て作られたという説があります。
まげる・ひねる・ふるわせる・ぶらさがる
柔身開屈(じゅうしんかいくつ)という氣功体操は、背骨を「曲げる」「捻る」「震わせる」「ぶら下がる」といった動きをします。
ゆったりした呼吸に合わすことで無理なく身体を動かせるので、リラックスできます。
また、呼吸と腕・体幹の動きを合わせることで、全身の連動性を高めていきます。
※天城流鬆身法 基礎編 ①では、柔身開屈の背骨の運動にフォーカスしていますが、実際は全身運動であり、計り知れないほどの「先人の智慧」が詰まっていますので、実践していくと様々な身体の変化を体感できます。
はがす
氣功体操で自分の身体の動きを確認し、天城流の自己指圧法(セルフケア)で自分の身体をほぐすことで、身体の動きを改善していきます。
「首、背中の上・中・下」を緩めて動きを改善するために、関連する部分(後頭部・腕・ふくらはぎ)の骨に癒着してしまっている筋肉やスジを「はがす」ようにして緩めます。
動きを改善するだけでなく、首や背中の痛みの改善にもなります。
背中が緩むと呼吸も深くなります。
背骨を錬(ね)り動かす
棒を使ったエクササイズでは、普段あまり動かせていない部分の背骨を動かすことができます。
自力では意識的に動かすことができなくても、棒を使うことで背骨の捻りを誘導してくれます。
普段あまり動かさないところなので、なんとも言えない氣持ち良さがあります。
体幹の可動域と操作性を改善できるので「基礎編 ⑤⑥」の体幹操作(たいかんそうさ)の養成にもなります。
※セミナーで使用する棒は、持っておられる方はできるだけ持参をお願いいたします。
似たような大きさの棒なら何でもOKです。
持っておられない方は「当日購入」もしくは「レンタル」も可能です。
棒の販売価格¥2,000(木製135cm×24mm)梱包用ポリ袋付。
より深い内観ができる
「基礎編 ①」では、『背骨を自覚(知る)』というコンセプトなので、まずは背骨の曲げやすさや捻りやすさの変化を体感することが重要ですが・・・
他にも、呼吸、姿勢、重心などなど、様々な変化を体感することができると思います。
変化を体感できると身体との対話もしやすくなるので、より深い内観をしやすくなります。
短時間でリフレッシュ
柔身開屈(じゅうしんかいくつ)や棒術は、ちょっとした休憩やトイレのついでにでも、背骨の運動が簡単にできるので短時間でリフレッシュできます。
棒術で使う棒は、室内やオフィスで行う場合は「長さ90~135cm・太さ2.5cm」くらいなら周囲にぶつけることもないので扱いやすいですし、ホームセンターや百均でも買えます。
セミナー資料の配布
当日に、エクササイズで意識することやセルフケアを説明した画像つきの資料を配布いたしますので、セミナー中に完璧に覚えれなくても大丈夫です。
※セミナー資料のコピー・転載、セミナーの録画・録音は禁止とさせていただきます。
セミナー講師
奥田 行孝(おくだ ゆきたか)
天城流湯治法 鬆身法 学士
(一社)アクティクラブ代表理事
柔道整復師
やわら氣堂 主宰
空手、日本拳法、ブラジリアン柔術を学び、首の負傷が元で太極拳を学ぶ。
スポーツジムインストラクターや接骨院勤務、デイサービスでの機能訓練士を経験し、やわら氣堂として独立。
天城流湯治法の身体哲学と武術から身体操法の可能性を探求している。
※Amazonのアソシエイトとして、当サイト(やわら氣堂)は適格販売により収入を得ています。
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天城流湯治法 鬆身法 学士
(一社)アクティクラブ 代表理事
やわら氣堂 主宰 奥田行孝