足裏を自覚(知る)

足裏はどのような構造か?
自分の体重はどのようにかかっているのか?

「基礎編 初級②」では、「くらげ呼吸」「甩手(すわいしょう)」という氣功体操と自己指圧法(セルフケア)や棒を使う錬棒術(れんぼうじゅつ)というエクササイズで身体を緩めながら動きを改善して、足裏の意識を高めていきます。

天城流鬆身法とは

足裏の弓とセンサー

足裏には、「三本の弓」があります。
体重をかけると土踏まずが沈み、足裏の三本の弓がしなり、力が蓄えられ、地面に吸い付きます。
弓が柔軟にしなることで、体重のかかり具合を感知しやすくなり、重心移動がスムーズになります。

しずむ・すいあげる・ふくらむ

くらげ呼吸という氣功体操は、「しずむ」「すいあげる」「ふくらむ」といった動きをします。
ゆったりした呼吸に合わすことで無理なく身体を動かせるので、リラックスできます。
また、呼吸と腕・体幹の動きを合わせることで、全身の連動性を高めていきます。

ふる・しならせる・ひねる

甩手(すわいしょう)という氣功体操は、「ふる」「しならせる」「ひねる」といった動きをします。
前後振りで「しなり」、回旋振りで「ぜんまい」を体感します。

※天城流鬆身法 基礎編 初級②では、足裏の意識にフォーカスしていますが、実際は「くらげ呼吸」も「甩手」も全身の意識と連動が重要であり、計り知れないほどの「先人の智慧」が詰まっていますので、やりこむほどに様々な氣付きが得られます。

はがす・きる・たわませる

氣功体操で自分の体の動きを確認してから、自己指圧法(セルフケア)で自分の身体をほぐすことで、身体をより動かしやすくしていきます。

氣を吸い上げるさいの通り道になる足裏、ふくらはぎ、内ももの骨に癒着してしまっている筋肉やスジを「はがす」ようにして緩めます。

足の甲の骨ぎわを爪先で「きる」ように刺激することで、地面をつかむ感覚を強くします。

アキレス腱を「たわませる」ことで足首を柔軟にしていきます。

動きを改善するだけでなく、膝や腰の痛みの改善にもなります。

ふくらはぎと太ももの内側が緩むと内臓のストレスが緩和し、お腹も柔らかくなります。

背骨を錬(ね)り動かす

錬棒術(れんぼうじゅつ)という棒を使ったエクササイズでは、普段あまり動かせていない部分の背骨を動かすことができます。

自力では意識的に動かすことができなくても、棒を使うことで背骨の捻りを誘導してくれます。
普段あまり動かさないところなので、なんとも言えない氣持ち良さがあります。

体幹の可動域と操作性を改善できるので「基礎編 上級」の体幹操作(たいかんそうさ)の養成にもなります。

ビフォーアフターの体感が重要

「基礎編 初級②」では、『足裏を自覚(知る)』というコンセプトなので、まずは足裏の柔らかさや地面に吸い付く感覚の変化を体感することが重要ですが・・・

他にも、呼吸、姿勢、重心などなど、様々な変化を体感することができると思います。
変化があると身体との対話もしやすくなるので、より深い内観をしやすくなります。

短時間でリラックス&リフレッシュ

くらげ呼吸は深呼吸とともに肩や全身の無駄な力みを抜きやすいのでリラックスしたい時におすすめです。
甩手(すわいしょう)や錬棒術(れんぼうじゅつ)は、ちょっとした休憩やトイレのついでにでも、肩や背骨の運動が簡単にできるので短時間でリフレッシュできます。

錬棒術で使う棒は、室内やオフィスで行う場合は「長さ90~135cm・太さ2.5cm」くらいなら周囲にぶつけることもないので扱いやすいですし、ホームセンターでも買えます。

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天城流鬆身法師範
気功・太極拳/揺禅道アクティクラブ 指導員
やわら氣堂 主宰 奥田行孝